お酒をやめる断酒ブログ

お酒をやめたくてもやめられない人、一緒に断酒してお酒に縛られない人生を送りましょう

私が母親になれなかった理由~1度目の妊娠~

今日から少しの間…いつもとは違いお笑いなしの私の過去を振り返ります。

私には人には言いたくないこと、人に話すと軽蔑されるような話があります。

お酒で失敗した!

では、済まされないようなエピソードがあります。誰にも言いたくない話です。

まずは『妊娠とお酒』のことです。

しばらく笑えない話が続くと思いますが、私のダークサイドにお付き合い下さい。

 

あのお笑い結婚式から半年。

我が家に初めての子供がやって来ました。

犬の子供です(笑)

ずっと犬を飼いたがっていた夫ですが、転勤するかもしれないので私は犬を飼うことに反対していました。

結婚後ペットショップによく行っていましたが半年経ったある日。見に行ったペットショップにものすごく元気の良いとっても可愛いビーグルに出会いました。

私のハート♥が撃ち抜かれました!!!

転勤のことなんてどうでも良いわ!転勤になったら単身で行ってもらえばいい!(笑)

そして我が家は、夫婦と息子ビーグルの生活に変わりました。

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ラムと言います。よろしくね♪ この頃は2か月の男の子でした。。。

いや、ずっと男の子です(笑)

でも、、、もう彼はこの世にはいません。2ヶ月前に旅立ってしまいました。

 

話を戻しますね。

ラムが我が家の一員になってすぐに、私の妊娠が判明しました。

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私はずっと子供が欲しかったし、子供は3人位欲しいな~と思っていたので

妊娠がわかった時には本当に嬉しかったです。

 

妊娠後、仕事を辞めようとは思わず、仕事をしながら子育てをするのは私にとって当たり前でした。

自分の母親もそうでしたし、周囲の看護師も皆、仕事をしながら子育てをしていました。

仕事をどうしようか。などという選択肢さえ思いもつきませんでした。

その時勤めていた病院は、以前の記事でもお話しした通りブラック病院でしたので

妊娠しようが通常勤務で、患者さんを移動させるような重労働も通常通り行っていました。

さすがに夜勤は体調を壊しますし、患者さんの体位交換を看護助手さんと2人で3時間毎に約40人ほど行わなければならず、1か月の夜勤の回数も8回ほど。

それはできないと思いましたが、夜勤を変わってくれるスタッフもおらず

既に決まってしまったシフトの1か月だけ続けることにしました。

なんか嫌だな。。。妊娠したのだから体に負担のかからない業務にして欲しい。

そう思いながらも働いていました。

 

そんな中、私は28歳(だったと思う)の誕生日を迎えることになりました。

夫の友人のバーで同じ誕生日の人と、盛大にお祝いをしてくれることになっていました。夫婦で参加しました。

その時、10人くらいの人が集まっていたと思います。

私がお酒が好きな事は皆知っています。

 

ここはバー。今は夜。いつも一緒に楽しくお酒を飲むメンバー。

楽しくワイワイお酒を飲む場所。

私の誕生日祝い、私は仕事で疲れている。。。

でも妊娠している。。。妊娠初期の5週目。

普通だったら妊娠に気付かずに飲んでしまう人もいるような、ごくごく初期の5週目。

妊娠初期に間違ってお酒を飲んでしまう人もいる。

それでも皆が無事に出産している。

職場の看護師たちも、自分の母親も、たばこを吸っていても皆が無事に出産している。

私は妊娠したことにかなり早期に気付いただけで、もしも気付かなかったら普通通りお酒を飲んでいるはず。

今日は私の誕生日なのだから、今日だけ飲んでも大丈夫。。。

 

「今日だけ、少しだけ飲もうかな。」

周りにいた人も「大丈夫~?」と言いながら一緒に乾杯をして飲みました。

夫も「少しだけだよ。」と言って許してくれました。

 

どの位飲んだでしょう。。。

心の片隅で罪悪感を感じながら

1杯で終わることはできずに、いつもよりは控えめですが何杯かは飲んだと思います。

その時も、翌日も特に体調不良はなく

やっぱり何でもないや!と思いすっかりお酒を飲んだことも忘れていました。

 

翌々日、夜勤でした。

夜勤は16:30~翌日の9:00までです。

夜勤は看護師1人と看護助手1人の二人で55名の病棟を任されます。

患者さんに何かあったら、私の判断で患者さんの容態が左右されてしまいます。

今、患者さんがどのような状態か把握するために1時間前に出勤していました。

当時勤めていた病棟が脳外科病棟だったのもあり、いつも緊張して夜勤に入っていました。

夜勤中2時間の仮眠を取ることができますが、私はいつも仮眠を取りませんでした。

というか、取れない。

全てが私の責任。

どんなに静かで落ち着いた夜も、私が仮眠をとっている間に何か起こったら。そう思うと横になることができませんでした。

夜勤中、動けない患者さんの床ずれ予防で3時間毎の体位交換があります。重労働です。

朝型の体位交換の時、腰に鈍痛がありました。

私はどんなに体位交換をしても腰痛になることがありません。

やはりこの重労働、妊娠中にはしてはいけないのかも。。。

 

夜勤が明けてその日の夜。

突然の腹痛がありました。まるで陣痛の様に間隔を空けて腹痛があり、その間隔はどんどん短くなっていきました。

愛犬ラムがずっと寄り添ってくれ、夫が心配してくれましたが

夜中トイレに行くと大出血が起こりました。

私はきっと流産した。そう思いました。

 

妊娠中何かあったらすぐ連絡してくださいと言われていたので、

かかりつけの産婦人科へ連絡しましたが、「先生がいないので。」と、断られ

母が夜中に診てくれる産婦人科を見つけてくれて、遠かったのですが受診しました。

流産が始まっていて、もう望みがないとのことでした。

 

翌日、手術で子宮の中を綺麗にしました。

たった6週間だけ私のもとにやって来た赤ちゃん。

私が母親じゃなければ生まれてくることが出来たかもしれません。

 

私は妊娠していたのに、お酒を飲んでしまったのです。

忘れてしまいましたが、たばこも吸っていたと思います。

 

当時、心の中で思っていたことは

『どうして私だけ』そんな気持ちでした。。。

他の人は、お酒を飲んでタバコも吸っているのに出産できた。

どうして私だけが流産するの?

自分の非を認めず、私は悪くない。そんな気持ちだったと思います。

心の片隅の小さな小さなところでは罪悪感もあったけれど

見てみぬふりをして、お酒のせいだという現実を押し殺して

『私は悪くない。お酒やたばこのせいじゃない!』

そうだ!夜勤のせいだ!そんな風に思っていました。

 

妊娠してもお酒を飲みたい気持ちを抑えられなかった。

私の赤ちゃんになってくれたのに、私がお酒を飲んだせいで生まれてくることができなかった。

女性なら妊娠中は体を大切にするでしょう。宿った命を大切にするでしょう。

 

私は母親になれるような人間ではなかったのです。

この1度だけならまだしも。。。

私は、まだまだ命を大切にできない人間だったのです。。。

 

私が母親になれなかった理由はまだ続きます。